そんなこんなで試合開始。
当初の予想とはうってかわり、完全に大塚選手のペースで始まった。 |
高い技術力を持ったうえに、音田について非常によく研究してきたようである。
音田のパンチは空を切り、大塚選手優勢の展開である。
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2Rに入り、しばらく1R同様の展開であった。
しかしながら、当初面食らったであろう音田はけして暴走することもなく、見た目のわりには冷静な様子であった。
むしろ、いけると感じて微妙に気持ちがずれたのは大塚選手の方だったのかもしれない。 |
ついに2R後半、音田の右アッパーが大塚選手を突き上げる。 |
これから逆転KO劇かと思われたが、またしても大塚選手の流れとなる。
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完全に封じられたまま、打たれる数が増えていく。
しかし、これでもまったく倒れる気配のない音田のタフさには関心するし、相手も精神的にまいるのではなかろうか。
そして、やっぱり時折入る音田のパンチは強力で、4Rには大塚選手の瞼が切れることとなる。
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5R開始。
これもまたいいもんである。 |
またしても大塚選手のペースである。 |
とはいえ、音田も次第に流れを引き寄せつつあるような瞬間もある。
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状況はなんともいえない流れとなったが、大塚選手の流血がひどくなる。 |
ついにドクターストップがかかり、続行不可能となった。 |
試合後、ホールから出てきた音田。
勝ってくれてホッとしたが、やっぱり、ちょっと打たれ過ぎだな。
次行こう!次!!
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