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試合会場   後楽園ホール(平成19年11月21日)
けつの寸評  ジムを移籍し、久しぶりの試合である。
 相手はインドネシアのチャンピオン。
 とはいえ、もう負けることは許されない。
 NEW音田として、今後を占う重要な戦いとなることは間違いない。

というわけで試合開始。
失礼ながら、インドネシアの方の名前で、苗字と名前がどっちかわからないので、あえてなんとなくかわいくバンバン選手と呼ばせてもらう。見た目、バンバン選手は肩の筋肉がいい感じである。
さっそく音田は前へ前へ挑んでいく。大きな鎌を振り下ろすような音田のフックは、かすめるだけでもでかい音がする。相手が危険を感じるのは想像に難くない。
また、クリーンに決まったと思っても、けして引くことのない音田に対し、やっかいな相手だと感じることであろう。
音田は瞬間的にまともにもらうものの、タフに絡んでいく。
もみ合った中で、バンバン選手のアゴを捕らえた直後から、バンバン選手の動きがスローになったのがわかった。
残り十数秒は、音田得意のボディが決まり続けた。
拍子木のカチカチの音で、バンバン選手がコーナーを振り向いたのは、早くその場を立ち去りたかった心の現われと見た。




2R、いきなり、右ストレートを見せつける。
かすった直後に左右のフックを決められるものの、そこからはしばらくくっついたまま、時折ニブイ音のするボディを注ぎ込む。
それでもバンバン選手はスピードのある左フックで応酬し、やっぱり時々まともにもらってしまう。
脳みそが減るぞ!
しばらくくっついたままで、お互い打つ数が減ってくるものの、音田には余裕がある風に見て取れる。
たまに繰り出すボディはほぼ確実にヒットする。それもかなりの重低音で。
3R、先ほどまでとは異なり、気持ち離れたまま、様子見的に誘い合う感じ。
と思ったら、音田は体が裏返るくらいの、なにかすごい魔球を投げたピッチャーみたいな、恐ろしいフック。
当たればすごい!
パターンは、やはり時々音田がボディを決め、とはいえバンバン選手のコンビネーションも決まる時には決まる。
ただ、ポンポンポン、いやバンバンだけにバンバンバン・・・とやられた後も、なんともないみたいな音田はやっぱり音田だ。
顔も腫れ始めており、それなりにもらっているとは思うが、やはりタフな男だと実感する。
4R、開始早々、タイミングよくまともに右を顔面に決められるものの、ひと呼吸おいて、また音田の攻めが始まる。
これまでさんざん冷や汗ものの試合を見続けてきただけに、ちょっとやそっともらったくらいではなんとも思わない。
いい意味で。
その後、素人なのでなんだかわからなかったが、音田のまぶたが少し裂け、バンバンが注意された。なんだかわからなかったが。
しばらくおとなしかったバンバンが、若干積極的に動くものの、気力だけのためか、しばらくするとまた苦しそうに音田に寄りかかる。
そんな感じでこのラウンドの終了後、ヘッドバッティングの反則があったことを告げられ、さすがレフェリー、よく見てるなと関心した。
生意気言ってすいません。
5R、開始からしばらく表面的な攻防が進んだものの、またしても音田のボディでもって、バンバン選手の動きが鈍くなる展開。
相当なんだろう、と感じる。
このあたりから、あからさまにバンバン選手が嫌がり始めたように見える。
いったんバンバン選手がグローブを絞め直した直後、妙に動きの軽快な音田が印象的であった。
次々とわき腹からヘソから、バンバンにドンドン叩き込む。
いけ!と思うと同時に、バンバン選手の我慢強さにも感動した。相当もらっているはずである。
6R、手数もヒット数もあきらかに音田である。
ガードを受けた後、プルプルと振ったバンバン選手の右手はすでにしびれていたのかもしれない。

7R、この回も音田タイムである。
一回まともにパチンとくらって、傷口が開いた後も、何事もなかったように攻めていく。
8R、カ〜ンと鳴ったのに、コーナーから音田が出てこないと思ったら、マウスピースがなかったようである。
それはおいといて、相変わらず派手にボディに決め続けた後、左のフックがバンバン選手の顔面を捕らえた。
バンバン選手は足にきたようにも見えた。ふら〜っという感じで。
しかしながら、何か振り切ったように、バンバン選手がはじけ始めたのである。
ただ、それもあまり長くは続かず、再び音田のペースとなる。
極端にバンバン選手の手数は少なくなり、そのまま試合終了。
めでたく3−0で判定勝ちとなった。

移籍後一戦目でのうれしい勝ち星となった。

なにはともあれ、ひと安心。
(ダウンが見たかったなぁ・・・)



音田隆夫より

『KO勝ちではないけど大事な移籍第1戦で勝利する事が出来てホッとしています。
相手はさすが東洋4位なだけあってナカナカ倒れてくれません。
今思えばあーすればKOできたとか反省点はありますね。
逆に俺も危険なパンチをもらい周りをヒヤヒヤさせてしまいました。
反省点が少しでも良くなるように、また練習に励みます。
応援有難うございました!』



 
対 戦 者   音田隆夫 23戦17勝13KO6敗  VS バンバン・ルサディ選手 14戦11勝8KO3敗
試合結果   8R 判定勝ち(3−0)


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