《1週間前情報》
平成18年3月7日(火)
真闘ボクシングジム
試合を一週間後に控えた3月7日、ジムを訪ねた。 |
試合を控えた他の選手がスパーリングを行っているジムの片隅で、音田は黙々と調整をしていた。 |
集中している感じが見て取れる。次の試合はけして負けは許されない。 |
時折会長からの指示も飛ぶ。会長に音田の様子を聞いた。 「いつもどおりやること」 |
その後も、黙々と練習を続ける音田。 |
今度の相手を想定して打ちこむ。 その後、いったんストレッチを行い、さらに気になる点ポイントを入念にチエックしたようである。 次戦は、デビュー以来20戦目となる節目の戦いではあるが、これまで培ったすべてをぶつけて、良い結果を出してもらいたいものである。 頼むぞ! |
音田選手より 「早いもんで次戦で20戦目になります。 キッチリ倒して勝ちたいっすね。
ま、内容が良ければ判定でもいいですけど。
強いチャンピオンって、ノーランカーとの試合でもキッチリ勝ってますよね。そー言う意味で相手の事より、今後の俺をアピールする試合だって気持ちです。」
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会長も言われるように、音田はもうベテランと呼ばれる域にあるのだろう。素人の私がとやかく言うまでもなく、本人は何をすべきか整理できているはずである。我々は音田を信じて見守るのみである。
必ず期待に応えてくれるであろう。 見学の間、終始魚の臭いがジム内に立ち込めていた。帰る時に気がついたのだが、私のすぐそばに煮干が置いてあったのである。 このジムの選手達の骨は丈夫なはずである! |